デザインを重視した一戸建て
熊本県ではユニバーサルデザインについての取り組みをしています。ユニバーサルデザインとはありとあらゆるものに関して、全ての人が使いやすいようなデザインであるということです。
全ての人とは障害、年齢、性別、言語、などを超えたデザインということです。ユニバーサルデザインを考えるための一環で調べた熊本県民の住宅に関する調査を見ると熊本県の住宅事情が色々分かります。持ち家率は全国より高いようです。受託の建て方は一戸建て、長屋建て。共同住宅、共同住宅(3階以上)と比べると、一戸建ての割合が高いです。
共同住宅では3階以上が高くなってきています。住宅の構造としては木造住宅が多いです。住宅が建築された時期を見ると、全国に比べ古い住宅が多く(特に一戸建てで木造のもの)、新しい耐震基準の施行前のものが多いです。延べ床面接で見ると、持ち家は100㎡以上の割合が高く、借家のうちの6割は50㎡未満という大きな差があります。
さらに持ち家の延べ床面接は広くなる傾向にあります。高齢者が住む世帯数もどんどん増えていっています。さらに単独世帯数が増えているのが特徴です。ユニバーサルデザインとも直結する住宅の中の高齢者設備対応という視点でも、全国と比べるとあまり普及していない様子です。防犯や高齢者への配慮といった点での不満があるようです。
しかし、リフォームに関しては水周りなどの設備などの方に手が回っているようで高齢者対応は遅れているようです。ユニバーサルデザインへの認知度等からは必要と考えている人の方が多いようです。熊本県では高齢化を迎え、高齢単身者が増え、子世帯との同居も減ってきているようなので、ますますユニバーサルデザインを重視した一戸建てが必要になるのではと思われます。